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MS_HyperVFeatures

nishi_74322014 edited this page Aug 12, 2026 · 1 revision

Hyper-V 機能一覧

概要

Hyper-V機能一覧を纏めている。

機能一覧

VM作成

作成と削除。

VM設定

BIOS

スタートアップ順序程度。

CPU

コア数。

メモリ

  • 割り当て量
  • 動的メモリ(ダイナミックメモリ)
    • VDI などをホストする際に効果的。
    • VMware のメモリオーバーコミットと比べてファジーな仕様(無い袖は振らない)。

補足(この違いは重要): VMware のメモリ オーバーコミット
「物理メモリ以上を割り当て、足りなければスワップする」。
Hyper-V の動的メモリ
「必要に応じて増減させるが、物理メモリを超えては割り当てない」。

元ページの「無い袖は振らない」という表現が的確で、
過剰割り当てによる性能の崖が起きにくい代わりに、
集約率は VMware に劣る、というトレードオフになる。

ディスク

  • VHD

    • 固定・可変を選択可能
      • 固定:高性能、本番機での推奨。
      • 可変:本番機での非推奨。
    • 余談:固定・可変の性能差は無くなって来ている。
      ストレージの機能拡充によって今後変化する可能性がある。
    • 差分 VHD を使用して起動することも可能(VHD テンプレートという使い方)。
    • 接続インターフェイス
      • 起動は IDE、データは SCSI(ホットプラグ)と言われている。
      • レガシー:IDE、IDE の起動の上限は 2TB
      • 第 2 世代:IDE 等のレガシー無し、SCSI(ブート可能、ホットプラグ)。
  • パススルー・ディスク

    • メリット:物理直結、高性能な外部ストレージの機能を活用可能。
    • デメリット:物理構成に依存。スナップショット(チェックポイント)は利用不可能

移行メモ(正誤): 元ページは固定・可変の説明が
「固定:高性能、本番機での推奨」「固定:本番機での非推奨」と
**両方とも「固定」になっていた。
文脈上、後者は
「可変」**の誤記であるため訂正した。

補足(最新化:VHDX を使う): 現在は VHD ではなく VHDX が標準である。

VHD VHDX
最大サイズ 2TB 64TB
電源断への耐性 弱い ログ構造でメタデータを保護
4K セクター 非対応 対応
対応 全世代 Windows Server 2012 以降

新規に作る VM で VHD を選ぶ理由は無い。

仮想NIC

ホストの仮想 NIC は、仮想スイッチ毎に作成される。

種別 内容
レガシー ネットワークアダプタ(完全仮想化) Intel チップのエミュレーション。PXE ブートはこちらのみ
ネットワークアダプタ(統合モード) NIC オフロードなどのドライバ機能はこちらでのみサポート
  • 構成
    • ポート・ミラーリング設定など可能
    • 2012 から帯域制御機能を利用可能。
      • NICチーミングでは NIC を結合できるが分割できない
        NIC の分割の代わりに、帯域制御機能を使用する。

その他アダプタ等の追加

  • SCSI(第 1 世代仮想マシンはブート不可。第 2 世代(2012 R2)からブート可)
  • ファイバチャネル

VM操作

電源オンオフ

スナップショット(=チェックポイント)

2012 R2 からチェックポイントに統一。

  • 旧 Hyper-V:スナップショット
  • 旧 SCVMM:チェックポイント

補足(チェックポイントを本番で使ってはならない): 便利だが、
本番の VM で放置すると重大な問題を起こす

問題 内容
ディスク肥大 差分ディスク(AVHDX)が増え続け、ディスクを食い潰す
性能低下 差分の連鎖を辿るため I/O が遅くなる
DC / DB で不整合 Active Directoryや DB を巻き戻すとレプリケーションが壊れる

2 番目・3 番目が特に危険で、
AD のドメイン コントローラーをチェックポイントから戻すと
USN ロールバックという回復困難な状態
になりうる
(Windows Server 2012 以降は VM-GenerationID で緩和されたが、原則は変わらない)。

チェックポイントは検証環境で、短時間だけ使うものである。
本番のバックアップにはバックアップのいろいろ
正規の手段を使う。

エクスポート・インポート

VHD(仮想ディスクファイル)だけではなく、VM 設定などもまとめて
(関連ファイル一式を)エクスポートする。

レプリケーション

  • DR 用(5 分に 1 回のレプリケーション)
  • 少々信頼性は落ちるが、レプリ頻度の低い DB ミラーな感じ。
  • 要件:同じ AD に参加しているか、証明書を共有している必要がある。

VMの移動(ストレージの移動)

  • 2012 から、VM の稼動状態を維持したまま、記憶域の移動が可能となった。
  • 2008 R2 までは停止後移動のため、ダウンタイムが発生。

ネットワーク作成

仮想ネットワーク

動作モード 意味
内部仮想ネットワーク 仮想マシン間やホスト OS との間での通信のみ。外部へはアクセス不可。DHCP は無いので固定 IP か自前の DHCP
外部仮想ネットワーク 外部(インターネットなど)へアクセス可能。物理 NIC と同様に外部と通信できる
プライベート仮想マシンネットワーク 仮想マシン同士のみ。ホスト OS ともやり取りできない。完全に隔離される

仮想スイッチ

通常のレイヤ 2 スイッチとして動作する。

  • タグ付き VLAN / プライベート VLAN[2012 新機能]
  • その他の機能
    • ルータ・ガード:VM がルーター アドバタイズに基づいて動作するのを停止
    • DHCP ガード:承認しない限り VM の DHCP トラフィックを停止
    • ポート ミラーリング:あるポートの送受信を別ポートから送出
  • 動作モード:外部 / 内部 / プライベート
  • Hyper-V 2012 からネットワーク仮想化(NVGRE) もサポート
    Hyper-V ネットワークの仮想化を参照)

補足(ルータ ガード / DHCP ガードは実務で効く): マルチテナントや
検証環境では、ゲスト VM が誤って(あるいは悪意で)
DHCP サーバーやルーターとして振る舞う
事故が起きる。

「検証用に立てた VM の DHCP が本番セグメントに IP を配ってしまった」
という障害は典型例である。
既定で有効にしておくことが望ましい設定になる。

クラスタ

以下のタイプのクラスタが構築可能。

レベル 種類
ゲスト・レベル ゲスト・クラスタ / ゲスト NLB / レプリカ(2012 から)/ 仮想マシン・モニタリング
ホスト・レベル フェイル・オーバー / ライブ・マイグレーション / クイック・マイグレーション
  • Hyper-V 高可用性オプション(MS_HyperVHighAvailability.md
  • Hyper-V ライブ・マイグレーション(MS_HyperVLiveMigration.md
    (スタンドアロン ホスト / ホスト クラスタ / SMB ファイル共有)

いずれも MSCS/WSFCの上に構築される。

その他

関連OS側機能

ストレージ・オフロード(ODX:Offload Data Transfer)

ストレージ側の転送機能を OS から使う機能。
コピー処理をストレージ装置に任せることで、
ネットワークとホスト CPU を使わずに済む

Windows の機能として提供されている。

参考

Microsoft Learn


Tags: 移行, Windows, Hyper-V, 仮想化

NetDevInfraWiki

マイクロソフト系技術情報 Wiki
Open 棟梁 Wiki

(未着手)

開発基盤部会 Wiki

移行管理: DONETODO

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